転職や離職などの理由から、毎月の住宅ローンの返済が苦しいと感じている方もいるでしょう。
万が一住宅ローンの滞納が続いてしまったら、どのようなリスクが発生するのでしょうか。
そこで今回は、住宅ローンが返済できないときのリスクや救済措置、誤った対処法について解説します。
住宅ローンの返済ができないと発生するリスク
住宅ローンの返済ができないときに発生する主なリスクは下記のとおりです。
信用情報に影響を与える
住宅ローンを1日でも滞納してしまうと、情報機関に記録が残ってしまいます。
滞納状況が改善されない場合はクレジットカードの審査や今後のローン審査に悪影響を与えるでしょう。
競売にかけられる
住宅ローンの滞納が続くと、まず保証会社が立て替えをして金融機関に一括返済をおこないます。
その後債務者に一括返済での請求がきますが、ほとんどの方は返済できないため競売にかけられます。
遅延損害金の支払いが発生する
住宅ローンを滞納すると、滞納した分の返済にくわえて年14.0%を利息とした遅延損害金を支払わなくてはなりません。
返済が遅れれば遅れるほど遅延損害金の額も増えていくので、負担が大きくなってしまいます。
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住宅ローンの返済ができないときの救済措置は?
住宅ローンの返済が厳しくなってきたら、下記のような救済措置を検討しましょう。
金融機関に相談する
実際に滞納してからではなく、ローンの支払いが厳しくなってきたと感じた時点で金融機関に相談することをおすすめします。
場合によっては、返済期間の延長や金利の減免など、返済条件の見直しを検討してくれる可能性があります。
住宅ローンの借り換えをおこなう
返済がこれから苦しくなりそう、といったような比較的余裕のある状況の場合、住宅ローンの借り換えもひとつの方法です。
ただしローン契約時には融資手数料や印紙税などの諸費用が発生するので、慎重に検討するべきでしょう。
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住宅ローンの返済がきつくなってきた際の間違った対処法とは?
住宅ローンの返済が厳しくなってきたとしても、下記のような対応は控えましょう。
消費者金融を利用する
消費者金融は、一般的な住宅ローンよりもはるかに高い15%という金利が設定されています。
一時的に返済できても結果として借入額が増えるだけなので、利用は辞めておくべきです。
規定額より少ない金額を支払う
1円も支払わないよりは良いという思いから、決められた金額より少ない金額を支払う方もいるかもしれません。
しかし滞納は滞納であることに変わらないので、最終的には競売にかけられます。
何もしない
ローンが返済できなくなり、諦めの気持ちで競売を待つだけという状況は避けるべきです。
競売にかけられると住まいを失うことになるので、まずは専門家に相談してできることをおこなっていきましょう。
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まとめ
住宅ローンの滞納が続くと、最終的には競売にかけられて住まいを失うことになってしまいます。
毎月の返済が厳しくなりそうだと感じたら、間違った対処をする前に、なるべく早く金融機関に相談し解決策を検討しましょう。
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