マイナス金利解除で住宅ローンの返済に影響はある?金利の決まり方も解説
住宅ローンを組む際には、固定金利か変動金利かを選択することができますが、それぞれ何が異なるのか気になる方も少なくないでしょう。
また、2024年3月19日の金融政策決定会合でマイナス金利政策の解除が発表されたことから、住宅ローン金利にどのように影響するのか気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、固定金利と変動金利の金利の決まり方や、マイナス金利政策の解除によってどのような影響があるのかに加え、住宅ローン金利が上昇した場合の対策について解説します。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
いわき市の売買・投資物件一覧へ進む
固定金利と変動金利の決まり方
変動金利は「短期プライムレート」と呼ばれる金利を基準としており、これは日銀の政策金利に連動します。
つまり、好景気の場合は日銀が政策金利を上昇させるよう動くため、結果として変動金利も上昇することとなります。
固定金利は、10年国債の利回りを基準に決定される金利のことで、国債を取引する投資家たちの動きに左右されます。
投資家は将来の予測をしながら取引をおこなうため、その予測に影響されるということになるのです。
変動金利が「今」の景気に影響を受けることに対し、固定金利は「将来」の予測に影響を受けるという点で両者の違いがあります。
▼この記事も読まれています
住宅ローン減税改正のポイントや省エネ基準の等級について解説!
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
いわき市の売買・投資物件一覧へ進む
マイナス金利政策の解除で今後影響はある?
先述したように、変動金利は日銀の政策金利に連動するため、マイナス金利政策の解除で影響が考えられるのは変動金利です。
ただし、現在返済中の方の変動金利の返済負担額がすぐに上昇する可能性は低いです。
銀行が短期プライムレートを引き上げた場合は多くの銀行が連動して変動金利を引き上げますが、現在返済中の方にすぐ適用されるわけではありません。
一方で、新規借入の金利は上昇する可能性があるため、注意が必要でしょう。
▼この記事も読まれています
住宅ローンの借り換えとは?活用するメリットや注意点を解説
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
いわき市の売買・投資物件一覧へ進む
住宅ローン金利が上昇していった場合の対策
これまで住宅ローン金利について解説しましたが、金利の動向を予測することは難しいため、対策が必要です。
具体的な対策方法としては、「繰上返済」が挙げられるでしょう。
住宅ローンは毎月定額を返済していく方式ですが、資金に余裕ができた際にはプラスで返済をすることできます。
繰上返済を続けることでローン残高が減少し、返済期間が短縮されるため、金利の上昇に伴う返済額上昇も抑えることができるのです。
▼この記事も読まれています
障がい者の住宅ローンとは?団体信用生命保険の影響する理由も解説
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
いわき市の売買・投資物件一覧へ進む
まとめ
変動金利は日銀の政策金利に連動する一方で、固定金利は国債を取引する投資家たちの動きに左右されるという違いがあります。
2024年3月19日にマイナス金利解除が発表され、新規借入の金利は上昇する可能性がありますが、返済中の方の返済負担額にすぐに影響する可能性は低いです。
また、金利の動向を予測することは難しいですが、繰上返済を利用することで対策することができるでしょう。
いわき市の新築一戸建てのことなら株式会社イーストライフにお任せください。
お客様のライフスタイルやニーズに合った物件をご紹介させていただきますので、お気軽にお問い合わせください。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
いわき市の売買・投資物件一覧へ進む