マイホームの住み替えでローンを組む際に、審査が厳しく、通過できない方も少なくありません。
住み替えローンの審査はなぜ厳しいといわれるのか、理由を知りたい方もいるのではないでしょうか。
今回、住み替えローンの特徴や審査が厳しい理由、どうすれば通過できるのか、対処法を解説します。
住み替えローンの審査が厳しい理由
「住み替えローン」とは、住宅ローン残債がある状態で、新たな住宅購入資金の住宅ローンを組むことです。
借入額が大きくなる一方、担保とする住宅は住み替え後の新居のみとなります。
そのため、融資する側の金融機関としては審査を厳しくせざるを得ません。
審査基準は担保とする新居の価値はもちろん、ローンの返済能力をより厳しい目で見られます。
前回住宅ローンの審査で通過した時よりも、より債務者の返済能力を高める必要があるのです。
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住み替えローンの利用条件や審査内容
住み替えローンの利用条件は、現在の住宅ローン残債があり、加えて新たな住宅購入のための資金の融資が必要である場合です。
審査内容は、まず債務者の返済能力(勤続年数・収入・勤務先)が確認されます。
また、現状の健康状態が良好で、団体信用生命保険に加入できることが求められます。
返済能力のひとつに、多重債務や債務の返済に不履行がないなど、信用情報に瑕疵がないことも必要です。
信用情報に不審な点がある場合、債務を整理してから5年以上経っていることが望ましいといわれています。
審査内容は、住宅ローン残債も含めて考えられるため、売却額をできるだけ増やすなどで住宅ローン残債を減らすことも考えましょう。
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住み替えローンの審査が通らないときの対処法
住み替えローンの審査が通らない場合、つなぎ融資やダブルローンなどで補填することもできます。
「つなぎ融資」は、マイホームの売却と新居購入の時期が合わない場合などに利用し、売却額で融資金を一括返済する方法です。
ただ、つなぎ融資は金利が高く、期間内に売却ができずに買取となったときや売却額が低くなった際、リスクが大きいです。
一方「ダブルローン」は、新居購入費用を並行してローンを組む方法です。
ただ、返済が二重となって家計を圧迫する可能性があり、審査もつなぎ融資よりもさらに厳しいため、あまりおすすめできません。
おすすめの対処法としては、不動産会社などの専門家に審査が通らないことを相談してみる方法です。
不動産会社なら、個人の裁量に見合ったローンの組み方や売却益を増やすなどの具体的なアドバイスがもらえます。
また、金融会社との繋がりもあるため、つなぎ融資の借り入れ先の紹介も期待できます。
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まとめ
住み替えローンは、マイホームの住宅ローン残債がある状態で新たな住宅購入資金の住宅ローンを組むことです。
審査が厳しく通らない可能性があるため、債務整理や住宅ローン残債を減らすなどの工夫が必要です。
住み替えローンの審査が通らない場合は、一度、不動産会社などの専門家に相談してみましょう。
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