マイホームは高額な買い物ですが、住宅ローンには1人で借りられる金額に限度があるため、希望する物件に手が届かないこともあります。
もし親子で住むマイホームを購入する場合には、親子リレーローンを検討してみてはいかがでしょうか。
そこで今回は、親子リレーローンとはどのようなものか、その仕組み・内容・メリット・注意点を解説します。
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住宅ローン利用時に知りたい親子リレーローンの仕組みとは
親子リレーローンとは、親と子どもの2世代が協力して返済するタイプの住宅ローンです。
その名のとおり返済をリレーする点に特徴があり、親世代が一定期間返済をおこなった後で、子どもが返済を引き継ぎます。
この親子リレーローンを利用するのは親と成人した子どものペアで、親の定年退職などを区切りとして、子どもが返済を引き継ぐことがほとんどです。
また、親子リレーローン利用時には、現在同居中か将来同居する意思があり、親子ともに収入が安定していることが要件として求められます。
それ以外にも、借り入れ時の親の年齢や、最終返済時における子どもの年齢にも条件が設けられています。
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親子リレーローンで住宅ローンを借りるメリットとは
親子リレーローンは、親と子どものどちらか1人で住宅ローンを借りるよりも、余裕のある購入計画と返済計画を立てられるのがメリットです。
親子リレーで借りるローンは、親子2人の収入を合算して借入可能額が決まるため、より多くのマイホーム購入資金を確保できます。
また、高齢の親では返済期間が短くなりますが、親子リレーローンならば30年を超える返済期間のローンが組めるため、毎月の返済に余裕が生まれるでしょう。
さらに、親子リレーローンでは、住宅ローン控除を親と子ども両方で利用できる点もメリットです。
具体的な控除額は1人あたり21万円となるため、2人合わせると42万円までが控除されます。
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住宅ローンで親子リレーローンを選択する際の注意点とは
まず、親が返済を担当している期間でも、連帯債務者である子どもは新規で住宅ローンを申し込めない可能性がある点に注意しましょう。
親子リレーローンを選択するのであれば、同居までの間に不動産を購入したり、将来的に同居を解消したりといった、さまざまなケースを想定する必要があります。
また、親と子どもの出資割合に応じて所有権登記の持分割合を決めるのが一般的ですが、この出資割合と持分割合に不一致があるとみなし贈与を疑われることも注意点です。
さらに、親子リレーローンで購入した不動産は相続の対象であり、遺産相続の際にトラブルとなりやすいデメリットもあります。
子ども世代に兄弟や姉妹がいる場合には、それぞれがどれだけ相続するか、あらかじめ協議しておくか遺言書に残すなどの対応を考えておきましょう。
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まとめ
親子リレーローンとは、親から子どもへ返済を引き継ぐ住宅ローンのことです。
親子リレーローンを利用すると、返済期間や借入可能額に余裕が生まれるメリットがあります。
親子リレーローン利用中は新しく住宅ローンが組めない点や、出資割合と持分割合が一致しないとみなし贈与を疑われる点には注意しましょう。
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