不動産を購入したものの、ローンの返済が苦しくなってしまったり、想定していた資金計画が大幅に変更になってしまったりしたとき、泣く泣く売却をする場合があります。
経済状態が落ち着いたときに、また同じ不動産を入手したいと思っている方は買い戻し特約がおすすめです。
こちらの記事では、不動産の買い戻し特約とは何か、利用する際の注意点とメリットについて解説します。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
いわき市の売買・投資物件一覧へ進む
不動産の買い戻し特約とは
不動産の売買契約時に付ける特別な契約で、一定期間内であれば売主が買主に売買代金と契約費用を返せば対象の不動産を取り戻せるものです。
契約時に所有権移転登記と買い戻し特約をセットで付けて買主に販売します。
その後、一定期間を過ぎて元の所有者が売買代金と契約費用を返還したら、現所有者は不動産の返還をしなくてはなりません。
不動産譲渡をして債務弁済をするために利用される場合もあります。
▼この記事も読まれています
不動産購入で利用できる住宅ローンとは?種類と金利についてご紹介
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
いわき市の売買・投資物件一覧へ進む
買い戻し特約の注意点とは
注意点としては利用できる期間が限定されています。
契約時に有効になる期間を定められますが、最長で10年までです。
さらに期間を定めていなかった場合は、5年間の有効期間が決められているので注意しましょう。
また、期間が満了したら登記の抹消が必要です。
注意点として、期間が満了になっても売主から連絡はきません。
さらに、自動的には登記の抹消がされません。
買い戻し特約を付けたままでは、次の買主を見つけにくくなり、売却が困難になります。
期限が満了になった場合は、すみやかに抹消登記申請をおこないましょう。
▼この記事も読まれています
住宅購入におけるオーバーローンとは?注意点とリスクもご紹介
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
いわき市の売買・投資物件一覧へ進む
買い戻し特約を付けて不動産売買するメリットとは
契約に付けるメリットとは、売主にとって不動産を手放さないで、まとまったお金が手に入る点です。
住宅ローンが払えない、資金計画が崩れてしまったなどの悩みを抱えているときに利用すれば、まとまった金額が手に入るため資金繰りがしやすくなります。
通常の売却では同じ不動産を取り戻すのは、困難です。
しかし、買い戻し特約を付けておけば、一時的に手放すようになりますが、将来的に取り戻せる安心感があります。
また公共団体においては、契約時に買い戻し特約を付けておき、転売防止や利用目的の変更を防止できます。
▼この記事も読まれています
不動産購入時の重要事項説明とは?確認すべきポイントと注意点もご紹介
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
いわき市の売買・投資物件一覧へ進む
まとめ
不動産を売主が買主に売買代金と契約費用を返せば対象の不動産を取り戻せる、買い戻し特は公共団体でも使われている制度です。
一時的には不動産を手放しますが、将来的に取り返せる安心感があります。
有効期限は契約時に期間を定めていても最長10年です。
転売防止や利用目的の変更を防止できる効果もあり、利用目的は多岐にわたります。
いわき市の新築一戸建てのことなら株式会社イーストライフへ。
お客様のライフスタイルやニーズに合った物件をご紹介させていただきますので、お気軽にお問い合わせください。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
いわき市の売買・投資物件一覧へ進む